アウディ、ドイツに新工場建設…次期 A3

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A3 現行モデル
A3 現行モデル 全 2 枚 拡大写真

アウディは19日、ドイツのインゴルシュタットに新しい工場を建設すると発表した。2010年登場が見込まれる次期『A3』のボディを生産する拠点となる。

初代A3は、1996年にデビュー。「プレミアムコンパクト」の草分け的存在で、世界中でヒットした。2003年には2代目にモデルチェンジ。さらにプレミアム度を高めると同時に、5ドアには「スポーツバック」という新呼称が与えられた。

次期A3は2010年にも登場と噂されているが、アウディはその車体プレス工場を、ドイツ・インゴルシュタット工場の敷地内に建設。総投資額は1億ユーロ(約136億円)で、10月末に着工する。面積は4万平方mの予定だ。

アウディのフランク・ドレベス生産担当取締役は、「新工場の建設はA3のサクセスストーリーを継承するもの」と説明する。

1996年から現在までのA3の累計生産台数は、200万台以上。いわばアウディの「屋台骨」だけに、次期モデルの開発には相当の力が込められものと思われる。新しい車体工場は、アウディにとって非常に重要な役割を持つ施設といえそうだ。

《森脇稔》

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