NTTドコモは20日、ATTT(国際自動車通信技術展)で「ドコモが目指すモバイル通信の未来」と題した基調講演を行った。同社取締役常務執行役員・研究開発センター所長の小森光修氏は「通信の世代交代や技術革新は、およそ10年毎に起きている」と説明する。
日本に自動車電話が導入されたのは1979年。それから10年後の1989年にはハンドヘルド型へ進化を遂げ、2001年には第3世代(3G)が登場。そして現在は「スーパー3G」とも呼ばれるLTEの2010年導入を目指している。これが「およそ10年毎の世代交代や技術革新」の所以ともなる。
3Gまでは様々な方式が採用されてきたが、LTEでは日本国内の各キャリアが同じ方式を採用することがほぼ決まっているという。