横浜ゴム、ハイブリッドバス用超偏平シングルタイヤを開発

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TY517Eを装着したハイブリッドバス
TY517Eを装着したハイブリッドバス 全 2 枚 拡大写真

横浜ゴムは、ハイブリッドバス用超偏平シングルタイヤ『TY517E』の限定発売を開始した。新しいベルト構造やトレッドパターンの採用によって耐摩耗性を高めたことが大きな特徴で、発売サイズは435/45R22.5 164Jの1サイズ。価格はオープン価格。

横浜ゴムがハイブリッドバス用超偏平シングルタイヤを発売するのは今回が初めて。開発には大手バス会社の遠州鉄道が協力した。

TY517Eは5層からなる新規ベルト構造や新カーカスプロファイルなどの新技術を採用、走行中のタイヤの成長を抑制する。これにより耐久性を確保すると同時に、偏摩耗の発生を抑える。

トレッドパターンは耐摩耗性やトラクション性を重視し、接地幅が広いブロックパターンを採用した。深いストレートグルーヴと互い違いに配置されたブロックが、偏摩耗を抑えると同時に、トラクション性やウェット路面での高い制動性を発揮する。また、2本必要だった後輪タイヤを1本にすることでタイヤやホイールの重量を軽減、車両の軽量化にも貢献する。

超偏平シングルタイヤの需要は北米や欧州で高まっており、同社は今回の開発を足がかりにして海外市場を開拓していく。

《レスポンス編集部》

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