【COTY09-10 選考コメント】時代を反映した結果に安堵…川島茂夫

自動車 ビジネス 企業動向
インサイト
インサイト 全 4 枚 拡大写真

大体予想したとおりの結果になった。 特別賞については決定的な決め手に欠くものの、一つの部分にスポットライトを当てれば分かりやすいクルマであり、獲得票数を含めて収まるべき所に収まったと思っている。

個人的に最も興味を惹かれたのは本賞におけるハイブリッド2車の対決。来るべき時代を担うクルマであり、2車ともにハイブリッドが近未来先取りの特別な技術から脱却し、確固たる市場として定着を図るための鍵を握っている。そう考えれば、どちらが本賞に選ばれても不満はないし、またどちらかが本賞に選ばれなければならないとも思えた。

配点はそういった考え方に準じたものであり、インサイトが無冠に終わったのは惜しまれるが、時代を的確に反映した結果にある種の安堵を覚えてしまった。

川島茂夫|自動車評論家・AJAJ会員
バイヤーズガイドを中心に執筆活動を展開中。ユーザーニーズと市場動向を背景に様々な視点から多角的な分析を心掛けている。ハードウェアの進化と生活の多様化から発露される潜在的なユーザーニーズの予測が非常に重要であり、それらを踏まえた上で各車各様な存在意義を論評の基本としている。

《川島茂夫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る