【東京モーターショー09】三菱 i-MiEVカーゴ の市販は意外と早い?

自動車 ニューモデル モーターショー
三菱 i-MiEVカーゴ
三菱 i-MiEVカーゴ 全 6 枚 拡大写真

三菱自動車が東京モーターショーに参考出品した、『i-MiEV』(アイミーブ)の商用版ともいえるモデルが『iMiEVカーゴ』だ。

参考出品とはいえ完成度は高く、Bピラーまでは「まんまiMiEV」。またテールゲートは同社の『ミニキャブバン』で、テールレンズは『ミニキャブトラック』そのものなのも一目瞭然で、トータルでの仕上がりとしても、このまま市販されておかしくないクオリティの高さだ。

デザイン担当の安井淳司氏に質問してみたところ、「私共としては明言はできませんが、お察しの通り」らしい。

「i-MiEVカーゴは全く遠い未来の話としてでなく、ごく近い将来i-MiEVのバリエーションとして提案させて頂くものです。通常のコンセプトカーとしてはあり得ないレベルのリアリティを持たせる表現手法としてあえて今回の形式をとりました」

「コストを抑制するために、既存のパーツを使うことを検討したということです。Bピラーまでは完全に i-MiEVそのものです。他にも様々な既存のパーツを用い、エクステリア面ではルーフ、サイドパネル、リアバンパーのみがiMiEVカーゴ用として新設したものです」との説明を受けた。

ベースになっているi-MiEVは、商用車『ミニキャブ』に比べてパワートレイン分だけカーゴスペースの床が高いため、テールゲートの取り付け位置もそれに準じて高められている。

現在フリートにリースされている i-MiEVは、ベースになっている『i』(アイ)同様、パーソナルユースとしてなら問題ないのだが、商用向けにはカーゴスペースで不便を感じる部分も出てきそう。

この点については、「今後 i-MiEVを、幅広く展開していくソースにして行きたいと考えています。i-MiEVのベースとなっている軽のセダン i がパーソナルな使い方を前提としているので、純粋に(積載部分の)キャパシティを必要とするお客様のニーズにもお応えできるようなコンセプトとして i-MiEVカーゴを提案させて頂きました。是非、皆様のお声をお聞かせください」とのことだ。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る