国際石油開発などが参画する西豪州グリフィン油田での生産を終了

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オーストラリア連邦西オーストラリア州WA-10-L鉱区
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国際石油開発帝石は、子会社アルファ石油を通じて参加しているオーストラリア連邦西オーストラリア州WA-10-L鉱区のグリフィン油田群の生産を10月23日で終了した。

グリフィン油田プロジェクトは、同社が日本企業として初めてオーストラリアで探鉱段階から取り組み、油田の発見、開発・生産に至ったプロジェクトで、オーストラリアでの石油・天然ガス開発を本格化させる契機となったプロジェクト。グリフィン油田群からの原油・天然ガスの累計生産量は原油換算で1億7800万バレルに達する。可採埋蔵量規模では生産中を含むオーストラリア全油田の中で第11位に位置する。

アルファ石油は、油田群の20%の権益を保有しており、45%の権益を持つオペレーターのBHPB、35%の権益を持つエクソンモービルと共同で生産してきた。

グリフィン油田群は、1989年から1990年にかけて発見され、1994年から生産を開始した。その後、開発井の追加掘削を含め、生産事業を継続してきたが、最大日量8万バレルあった生産量は、自然減退により今年に入り日量約4000バレル以下まで減少してきたことから、プロジェクトは10月で操業停止することを決定した。

《レスポンス編集部》

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