【東京モーターショー09】日本自動車研究所がEVシティコミュータを出展

自動車 ニューモデル モーターショー
日本自動車研究所 のEV C●ta(●はハートマーク)
日本自動車研究所 のEV C●ta(●はハートマーク) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車研究所は幕張メッセで開催されている東京モーターショーにユニークな電気自動車(EV)を出展した。その名は『C●ta』(●はハートマーク)。

CにはConveniennce(便利)、Compact(小さい)、City Commuter(街乗り)、taにはtalent(才能)という意味が込められており、そしてハートマークはクルマのある場所に使われている大事な部品をイメージしているそうだ。

「昨年9月から1年ほどかけて完成させました、今回が初めての出展になります」と同研究所の関係者。その開発では、ジーエイチクラフト、エナックス、ミツバ、日本ナショナルインスツルメンツの4社が車体、バッテリ、モータ、車両制御ECU の部分でそれぞれ協力した。「特にジーエイチクラフトは協力的で、設計、デザインもやってくれました」(同)という。

全長2650mm、全幅1400mm、全高1525mmで、車両重量が300kg。シャーシとボディは炭素繊維強化プラスチックとポリカーボネート。モータはDCブラシレスインホイール ダイレクトドライブで、バッテリはリチウムイオン。定員は3人だ。

「街中を移動するシティコミュータとしての利用を前提としていて、搭載する5kWhバッテリを充電すると、125km走行することができます」と同関係者は熱く話していた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  4. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る