近藤ホンダ副社長「米国市場の回復は来年半ばくらい」

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ホンダの近藤広一副社長は27日の第2四半期決算発表の席上、米国新車市場の低迷が「想定より長引くのだろう」と述べ、回復期に入るのは「期待値を含めて来年半ばくらい」との見通しを示した。

米市場は燃費の悪い車に対する買い替え補助金支給により、7月から8月にかけて一時的に拡大した。しかし、9月には再び年率換算で922万台と、今年では2月(912万台)に次ぐ低水準に戻った。

10月も低調であり、近藤副社長は「私どもの想定ほど改善していない」と言う。ホンダは今年度当初、2010年度ベースで米国の総市場を1050万台と見込み、下期からの改善を想定していたという。そのシナリオは崩れつつあり、近藤副社長は「年度では09年通年見込みと同じ1000万台くらい」と慎重な見方を示した。

《池原照雄》

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