NTNの9月中間期決算…赤字に転落 軸受・等速ジョイントともに不振

自動車 ビジネス 企業動向

NTNが発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業損益が56億1800万円の赤字となった。前年同期は197億1000万円の黒字だった。

売上高は前年同期比35.5%減の2066億6000万円と大幅減収となった。自動車向け軸受は、中国で主に日系自動車メーカー向けに新規案件の量産開始が寄与したことでアクスルベアリングやニードルローラベアリングが増加したが、その他の地域では、世界的な自動車メーカー向けの需要減退や為替換算の影響で減収となった。等速ジョイントも中国向けを除いて国内外で受注が落ち込んだ。

損益では、販売減の影響から経常損益は76億0900万円の赤字、当期損益は50億8400万円の赤字だった。

通期業績見通しは売上高が同10.5%減の4720億円、営業利益が同26.1%減の70億円、経常利益が同71.4%減の25億円、当期純利益が5億円と黒字になる見通し。

中間配当は1株当たり4円を実施する。前年同期と比べて5円の減配となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
  2. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る