マツダ、通期の赤字は大幅に圧縮

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マツダは29日、2010年3月期の業績予想を大幅に上方修正して発表した。販売の上ぶれや固定費を中心とする経費削減が順調に進みんでいるためで、営業損益は期首予想から380億円改善となる120億円の赤字見通しとした。

四半期ベースでは計画を前倒しして第2四半期(7-9月期)で、黒字に転換している。下期の営業損益は101億円の黒字を確保する計画としており、通期の赤字が大きく圧縮される。

中国の販売が上期で35%伸びており、通期の世界販売計画も期首時点より5万5000台上方修正して115万5000台とした。売上高は1000億円上乗せとなる2兆1300億円(前期比16.0%減)の予想。最終損益は330億円上方修正で170億円の赤字を見込んでいる。

山内孝社長は「下期の利益は期首見通し通りとした。固定費の削減も計画に沿って進捗しており、現状のコスト構造を維持し(通期予想を)達成したい」と述べた。

第2四半期累計の業績は、期首時点の予想より営業損益が379億円改善し221億円の赤字だった。最終損益も292億円上ぶれして208億円の赤字に圧縮された。

《池原照雄》

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