【新聞ウォッチ】一般道路も80km/h走行可能、警察庁が交通規則改訂

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年10月30日付

●日航政府管理下に、支援機構が再建主導(読売・1面)

●暫定税率廃止一部先送り、政府税調検討、税収落ち込みを考慮(読売・1面)

●三洋株のTOB,週明けにも開始、パナソニック(読売・2面)

●一般道の速度制限、80kmまでOK,生活道路は30km(朝日・1面)

●ボルボ売却先、吉利有力、中国勢、「技術」に照準(朝日・11面)

●日産が低価格車、100万台販売計画、13年に150カ国で(朝日・11面)

●韓国でトヨタ旋風、予約殺到1週間で3700台受注、大衆車で「現代」に挑む(産
経・9面)

●自動車生産上半期最大33%減、輸出も前年同期割れ(東京・8面)

●ハイブリッド車BMW受注開始(東京・8面)

●エコカー減税継続を要望、自工会、経産相に(日経・11面)

●マツダと三菱自動車、最終赤字縮小、4-9月従来予想比、国内・新興国の販売改善
(日経・17面)

ひとくちコメント

警察庁が現在原則60km/hとされている一般道の最高速度を一定の基準を満たせば80km/h規制にするなど、実情にあった交通規制に見直すよう「交通規制基準」を改訂し、全国の警察に通達したという。きょうの朝日が1面準トップで報じるなど、各紙が取り上げている。

それによると、一般道でもバイパスや立体交差になっているなどの安全基準を満たす場合は、条件付きで80km/hを上限に規制速度を引き上げる一方、地域住民が日常生活に使われる道路については原則、30km/hにするなど、実情にあった規制速度に見直すという。

また、速度規制に加えて、駐車規制や機自動車の通行が少ない交差点で、歩行者の大多数が信号を無視するなど、実情にあわない信号機などについても、点検を指示。妥当であれば規制を緩和する方針という。確かにドライブしていると、実態にあわない交通規制が目に付く。

交通規制の見直しは大賛成だが、心配なのは、改正後の道路の制限速度である。40km/hのつもりで走っていると30km/h制限に見直されて、知らぬ間にスピード違反になりかねない。カーナビの進化には目を見張るものがあるが、「ここからは30km/h規制です」などと、制限速度を逐次音声ガイドしてくれるシステムがあればなお有り難い。

《福田俊之》

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