[動画」メルセデスベンツ E63AMG…ワゴンの領域を超えた走り

自動車 ニューモデル 新型車
E63AMGステーションワゴン
E63AMGステーションワゴン 全 5 枚 拡大写真

ダイムラーは10月12日、欧州でメルセデスベンツ『E63AMGエステート』(日本名:『E63AMGステーションワゴン』)を正式発表した。動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。

動画リンクとスクリーンショット

E63AMGエステートは、すでに日本にも上陸した「E63AMGセダン」のワゴン版。エンジンなどの主要メカニズムはまったく共通なので、世界最高峰の性能を持ったステーションワゴンとなる。

エンジンはセダンと同じく、AMGが設計した6208cc・V8。『SL63AMG』などで定評あるこのユニットは、最大出力525ps/5800rpm、最大トルク64.2kgm/5200rpmを発生する。

トランスミッションは、SL63AMGと同様、パドルシフト付きの「AMGスピードシフトMCT7」。トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを使用した7速ATで、「C」「S」「S+」「M」の4モードを備え、Mモードでは0.01秒という瞬時でシフトチェンジを行う。レーススタートやレブマッチング機能も導入された。

この結果、E63AMGエステートは、0-100km/h加速4.6秒と、セダンのわずか0.1秒遅れの加速性能を実現。最高速は250km/h(リミッター作動)だが、オプションでリミッターを解除すれば、300km/hに到達する。

サスペンションには、新開発の「AMGライドコントロール」が付き、コンフォート、スポーツ、スポーツプラスの3モードが切り替えられる。「3ステージESP」も標準装備され、オン、オフ、スポーツの3モードが選択可能。ブレーキは強化タイプで、オプションでセラミックを用意する。タイヤサイズは前255/40ZR18、後ろ285/35ZR18で、19インチはオプションだ。

E63AMGステーションワゴンは、日本への導入も確実。セダンの価格が1495万円であることを考えると、1600万円を切る設定と予想される。テストコースでの走行シーンを収めた映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  5. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る