【SEMA 09】スズキ キザシ プラチナエディション…チューニングカー第2弾

自動車 ニューモデル モーターショー
キザシ プラチナエディション
キザシ プラチナエディション 全 4 枚 拡大写真

米国スズキは3日にラスベガスで開幕するSEMAショーで、新型セダン『キザシ』のチューニングカー『プラチナエディション』を初公開する。4台同時出品されるキザシの中の1台だ。

SEMAとは、スペシャル・エクイップメント・マニュファクチャラー・アソシエーションの略。米国のアフターパーツメーカーの統括組織だ。毎年ラスベガスで開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大チューニングカーショーに位置づけられている。

米国スズキは、北米と東京モーターショーで発表されたばかりのプレミアムセダン、新型キザシのチューニングカー4台を、SEMAショーで公開する。4台のうちの1台が、『プラチナエディション』。米国のチューニングメーカーでレースにも参戦するロードレースモータースポーツ社が、キザシをサーキット仕様に仕立て上げた。

外観は、専用グリル&バンパー、リアスパッツ、リアデフューザーを装着。ボンネットにはエアスクープを追加した。さらに、ルーフエンドはブラックで塗装。アグレッシブな雰囲気に変身している。

2.4リットル直4エンジンは、ファインチューニング。コンピューター、インテーク、デュアルエグゾーストなどが専用開発された。スペックは未公表だが、ノーマルの最大出力185ps/6500rpm、最大トルク23.5kgm/4000rpmを上回るのは確実だ。

足回りは車高を引き下げ、ダンパー&スプリング、スタビライザーを強化。ブレーキはローター径が前360mm、後ろ260mmと大型化された。放熱効果の高い専用アルミホイールも採用。室内には、バックスキンステアリングホイールやデータロガーが装着された。

ロードレースモータースポーツ社は、「ラスベガスモータースピードウェイでチューニングを煮詰めた」と説明。新型キザシは12月に2万ドル(約180万円)からの価格で全米販売が始まるが、そのチューニング需要に早くも照準を合わせている。

《森脇稔》

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