ダイハツ、通期営業利益を260億円に上方修正

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ダイハツ工業は2日、2010年3月期の第2四半期累計決算と通期業績の修正予想を発表した。国内外の販売が堅調に推移しているため、通期の連結売上台数は期首計画を3万2000台上回る125万5000台(受託車含む、前期比8%減)に見直し、業績予想も上方修正した。

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通期の営業利益は期首見通しを90億円修正して260億円(前期比31.9%減)とした。車種構成の変動や円高の影響があるが、100億円の原価低減や原材料費の値下がり等で改善する。

売上高は500億円上方修正の1兆4500億円(11.1%減)、純利益は50億円修正の130億円(41.1%減)の予想。箕浦輝幸社長は「上方修正したが、先行きは予断を許さない厳しい状況にある。低燃費、省資源、低価格といった軽自動車の基本を徹底追求していきたい」と語った。

第2四半期累計の業績は、国内軽自動車販売で35.5%と過去最高のシェアを確保するなど、営業利益は期首予想を51億円上回る111億円(前年同期比60.1%減)となった。純利益も予想より28億円多い68億円(60.3%減)だった。

《池原照雄》

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