【東京モーターショー09】毒蝮三太夫がのりピーに苦言「介護の仕事は甘くない」

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「介護という仕事は甘いものではない。やるからには10年、20年続ける覚悟で真剣にやれ」と、のりピーこと酒井法子被告に苦言を呈するのは人気タレントの毒蝮三太夫さん。

3日午後、東京モーターショーの会場内では「でかけよういっしょに! シニアライフと福祉車両」をテーマにシンポジウムが開かれた。主催は日本自動車工業会。

第1部では、毒蝮さんをゲストに迎えてスピーチを行ったが、話はいささか脱線気味。それでも毒蝮さんはNHKの「福祉ネットワーク」の番組に出演したり、聖徳短期大学の介護福祉学科の客員教授を務めていることもあって「介護の厳しい現場」を熟知。それだけに、毒蝮さんの重みのある発言を聞いて、参加者の中にはうなずく人も多かった。

毒蝮さんが担当する短大の講義でも、「当初は100人以上の受講生がいたが、今では20人足らずに減ってしまった」と述べて、高齢化社会が加速しているにもかがわらず、「待遇面でよくない介護士はなり手が少ない」という窮状を訴えた。

メインテーマの「ジジ、ババの元気の素」については「寂しいお年寄りは話しかけるだけでも元気になる」と述べて、福祉車両などを利用して「もっと出歩け、外へ連れ出せそう」と呼びかけた。

引き続き第2部では、タレントの野々村真さん、遙洋子さんらも加わってパネルディスカッションを行ったが、「福祉車両を特別扱いするのではなく、もっと身近なクルマとして利用できるようにピーアールする必要がある」ということで意見が一致した。

《福田俊之》

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