無線通信によるリアルタイム車両管理システム 富士通とトランストロンが開発

自動車 テクノロジー ITS
モバイルトレーサー DTS-B1
モバイルトレーサー DTS-B1 全 1 枚 拡大写真

富士通とトランストロンは、富士通が提供する物流業界向けの「運行支援ソリューション」に、無線通信機能を内蔵した新車載端末「モバイルトレーサーDTS-B1」を新たにラインナップし、11月5日から販売を開始する。

モバイルトレーサーDTS-B1は、車両のエンジン回転数などを基に速度や経路などの運行情報を取得、無線通信を通じてリアルタイムで本社、事業所に送信することで、保有車両を管理するシステム。

デジタルタコグラフのように、行政認定のソフトウェアの導入が不要で、取り付けの際の各種設定作業が簡素化されるため、コンビニ配達車両や営業車両などへの導入も容易だ。従来、車両の帰着時に行っていた車載端末で運行情報を記録したメモリカードからの情報収集作業がなくなるほか、短期間で車両の燃費改善や環境負荷軽減を図るのに役立つシステムとして売り込んでいく。

製品は富士通が提供する省燃費運転評価指標を採用した「TRIAS-TR/E&S」にも対応し、安全運転に伴う燃費向上とCO2排出量の削減が図れるとしている。

《レスポンス編集部》

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