パイオニアが5日に発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業赤字が140億0400万円となり、前年同期と比べて赤字額が2倍に増えた。
売上高は、景気の低迷や円高の影響などにより主にカーエレクトロニクス製品の売上が減少したことに加え、事業撤退するプラズマディスプレイの売上が減少したことから、前年同期比35.0%減の1079億7600万円と大幅減収となった。
損益では売上げ不振や原価率の悪化などで、経常損益は153億2900万円の赤字となった。当期損益は退職プログラムなどの構造改革費用を計上、367億5800万円の赤字となった。
通期連結業績見通しは前回予想を据え置いた。