【SEMA 09】最大出力1000psの アルテッツァ---IS1000

自動車 ニューモデル モーターショー
レクサスIS1000(日本名:トヨタアルテッツァ)
レクサスIS1000(日本名:トヨタアルテッツァ) 全 5 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は、3日にラスベガスで開幕したSEMAショーにおいて、レクサス『IS1000』を初公開した。旧トヨタ『アルテッツァ』をフルチューン。最大出力は驚きの1000psを発生する。

SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マニュファクチャラー・アソシエーションの略で、米国のアフターパーツメーカーの統括組織。毎年11月に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大チューニングカーショーに位置づけられる。

IS1000は米国在住のデビッド・ホァン氏が、レクサス『IS300』(日本名:旧トヨタ『アルテッツァ』)に10万ドル(約900万円)を投じてフルチューン。驚異的なパフォーマンスを秘めた4ドアセダンである。

エンジンは、旧トヨタ『アリスト』用の「2JZ-GTE」型3.0リットル直6ツインターボに換装。ノーマル状態で280psのパワーを発揮するこのユニットは、500-600psクラスまで簡単にチューニングできるポテンシャルを備えるが、IS1000ではHKS製パーツなどを使ってフルチューン。その結果、1000psを絞り出すことに成功した。

もちろん、足回りは強化されており、ZEAL製サスペンションキット、ENDLESS製ブレーキ、HKS関西製リアタワーバー、BFグッドリッチ製20インチタイヤなどを装着。メッシュデザインのアルミホイールは、ワーク製をチョイスしている。

外観はバンパー、グリル、フロントフェンダー、ボンネットなどをモディファイ。ミッドナイトパープルのボディカラーと相まって、凄味を増している。

900万円をチューニングに投じるなら、新車のレクサス『IS-F』や日産『GT-R』にも充分に手が届く。まして、アルテッツァに900万円となると、多くの人が尻込みしてしまいそうだが、そこがまた、チューニングの醍醐味でもあるのだろう。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る