【日産 フーガ 新型】インフィニティ エッセンスの“エッセンス”

自動車 ニューモデル 新型車
日産 新型 フーガ(プロトタイプ) 370GT タイプS
日産 新型 フーガ(プロトタイプ) 370GT タイプS 全 17 枚 拡大写真

新型『フーガ』のデザインキーワードは“勢(いきおい)”と“艶(つや)”だという。ぱっと見は『スカイライン』に似ていると感じるが、ボディサイドの表情と伸びやかなスタイリングは高級セダンにふさわしい存在感を放っている。

プロダクトチーフデザイナーの青木護氏は、「人びとの目を心を惹きつける躍動感に満ちたデザインを目指した」と語る。「FRの普遍的なプロポーションといえるロングノーズに、短めのオーバーハングをもつリアセクションはネコ化の猛獣が後ろ足で大地を蹴る“踏ん張り感”を強調した」(青木氏)。

新型フーガのスリーサイズは、全長4945mm×全幅1845mm×全高1500mm。全幅は40mm広げられる一方で、フロントピラーを50mm後退、全高は10mm落とされ、ロングノーズそしてロー&ワイドのプロポーションになり、従来モデルで感じられた腰高なイメージは払拭された。

フーガのデザインは、3月のジュネーブモーターショーで発表されたコンセプトカー、インフィニティ『エッセンス』がモチーフになっているという。次席チーフエンジニアの長谷川聡氏は「エッセンスは市販されないが、文字通りインフィニティブランドのコンセプト“エッセンス”が凝縮されている。このエッセンスのデザイン思想が反映されたプロダクトの第一弾が新型フーガ」と説明する。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  4. 日産、追浜工場の跡地活用計画、9月末までに決定へ[新聞ウォッチ]
  5. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る