【SEMA 09】レクサス IS-C、現地日本車チューナー2社の合作
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トヨタは今回のSEMAに、4台のIS-Cを出品。そのうちの1台が、VIPオートサロンとJチューンドドットコムが手がけたモデルだ。VIPオートサロンは現地のチューニングショップで、レクサスなどの高級車のカスタムを得意とする。またJチューンドドットコムは、日本車で「フォーミュラドリフト」などに参戦している現地チューナーだ。両社のコラボレーションで1台のIS-Cが完成した。
マタドールレッドの「IS350C」をベースに、ボンネットはSEIBONブランドのカーボンファイバー製に交換。さらにダウンフォース社のカーボン製トランクスポイラー、リップキット、アイラインを装着した。足元はハンコック製タイヤとワーク製アルミホイールで引き締められた。
3.5リットルV6エンジンは、トムス製のコンピューター、リニアスロットルシステム、エアフィルターでライトチューン。高性能エグゾーストシステムも奢られた。室内にはKatzkinブランドのブラックレザーアクセントが添えられる。
チューニング総費用は1万5000ドル(約135万円)と、意外にもコストは抑えぎみ。それでも製作には1か月半の月日を要したというから、細かい部分にまでこだわりを貫いているのだろう。
★SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マニュファクチャラー・アソシエーションの略で、米国のアフターパーツメーカーの統括組織。毎年11月に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大チューニングカーショーに位置づけられる。
《森脇稔》