5日夜、埼玉県行田市内の市道で、交差点を進行していた乗用車と軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。警察は乗用車を運転していた22歳の女を飲酒運転の現行犯で逮捕したが、車内で飲酒した可能性もあるという。
埼玉県警・行田署によると、事故が起きたのは5日の午後7時25分ごろ。行田市持田(N36.7/E139.27)付近の市道で、交差点を進行していた乗用車と軽乗用車が出会い頭に衝突した。
この事故で軽乗用車を運転していた36歳の女性と、助手席に同乗していた14歳の女子中学生が打撲などの軽傷。乗用車を運転していた22歳の女からは酒気帯び相当量のアルコール分が検出されており、警察はこの女を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
調べに対して女は「勤務していた会社を解雇され、自暴自棄になった」、「ムシャクシャしていたので酒を飲んだ」などと供述しているようだ。車内からは酎ハイの缶が発見されており、警察では女が車内で酒を飲んだ後にクルマを運転していた可能性もあるとして、さらに調べを進めている。