ティラド9月中間期決算…赤字転落 自動車用・建設機械用の熱交換器不振

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ティラドが発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業損益が15億2000万円の赤字だった。前年同期は13億円の黒字だった。

売上高は同47.6%減の296億6800万円と半減した。国内は、自動車用、建設産業機械用、空調用の熱交換器が大幅な減少となった。自動車用は、乗用系を中心に回復の動きがみられるものの、建設産業機械用は得意先の在庫調整が続き、回復が遅れている。海外は、中国での自動車用の熱交換器の増加はあったものの、北米・欧州での自動車用・建設産業機械用の減少、アジア・欧州での空調用の減少もあり、大幅な減収となった。

収益は、売上げの大幅な減少から経常損益は13億7400万円の赤字、当期損益が16億3900万円の赤字となった。

通期業績見通しは売上高が同32.8%減の609億円、営業損益が17億円の赤字、経常赤字が14億円で、最終赤字が18億円となる見通し。中国、インドの自動車向けが予想を上回るため、経常損益、最終損益を上方修正した。

中間期の配当は無配とする。前年実績は1株当たり3円を実施した。

《レスポンス編集部》

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