北米マツダは18日、『マツダ2』(日本名:『デミオ』)の北米仕様車を、12月2日に開幕するロサンゼルスモーターショーで初公開すると発表した。2010年後半から、北米での販売を開始する。
現在、北米でのマツダのエントリーモデルは、『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)。デミオはその下に位置する新しいエントリーモデルとなる。米国での車種カテゴリーは、サブコンパクトの位置づけだ。
現行デミオは2007年にデビュー。2008年のワールドカーオブザイヤーに輝いたほか、世界20か国以上で、48もの賞を受賞している。
マツダは今回のロサンゼルスモーターショーに、デミオ、アクセラに加えて、『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)、『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)、『MX-5』(日本名:『ロードスター』)、『RX-8』、『CX-7』、『CX-9』と、フルラインナップを展示する。
北米マツダのジム・オサリバン社長兼CEOは、「マツダ2からCX-9まで、顧客のニーズに細かく対応できる車種ラインナップが完成した」と自信を見せている。
日本では、1.3リットル直4と1.5リットル直4の2エンジンを用意するデミオ。北米仕様のエンジンなど詳細なスペックは、現時点では公表されていない。