世界のはたらくじどうしゃ…エルグランド 衛星中継車は8000万円以上

自動車 ニューモデル 新型車
日産エルグランド
日産エルグランド 全 5 枚 拡大写真
「InterBEE 2009(国際放送機器展)」が17 - 19日、幕張メッセにて開催された。これは映像・音響分野の最新製品や技術などが展示される、プロのための国際展示会。

「AT Communications」のブースでは、日産の高級ミニバン『エルグランド』と、メルセデスベンツのトランスポーター『スプリンター316CDI』をベースに開発した、2台のハイビジョン衛星中継車両が展示されていた。どちらもスウェーデン・SWEDISH社製の衛星アンテナがルーフに取り付けられている。

衛星中継車というとトラックのような大型車両が一般的だが、この2台は機動力に優れた乗用車がベース。細い路地などに入り込んで取材活動を行なうときは、トラックに比べて大きなアドバンテージがある。

AT Communicationsのスタッフの話によると、現在は政府関係団体からの問い合わせが多いそうだ。主な用途は災害地などの取材や、地方で行なわれるイベントなどでの運用が計画されているとのこと。

なお、価格はシステム込みで約8000万円以上。しかし、スタッフの話では、「車内に搭載する機器によって値段は大きく変わるため、あくまでも参考程度に---」とのこと。

《佐藤隆博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 市街地でも手離し運転可能に、日産がAI搭載「プロパイロット」技術公開 2027年度に市販化
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る