世界のはたらくじどうしゃ…ハミルトンのF1マシンを運ぶアクトロス

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アクトロス・トランスポーター(中央)
アクトロス・トランスポーター(中央) 全 3 枚 拡大写真

ダイムラーは19日、伝説のレーシングカー「シルバーアロー」の誕生75周年を記念して、3台のトラックを公開した。そのうちの1台が、特別仕様の『アクトロス』。F1カーやDTM(ドイツツーリングカー選手権)マシンを輸送する巨大なトレーラーだ。

アクトロスはメルセデスベンツの人気トラック。特別仕立てのF1マシン用キャリアカーは全長16.5m、高さ4mという超大型トレーラー仕様だ。エンジンは15.9リットルV型8気筒ターボディーゼルで、パワフルな走行性能を発揮する。

トレーラーの内部は2階建て構造となっており、上段にはマシン2台を積載可能。下段は整備用の各種機材が搭載されており、サイドパネルを開けば、サーキットでワークショップとして機能する。

メルセデスベンツの乗用車と同様に、アクトロスは高い安全性を実現。スタビリティコントロール、ロールコントロール、レーンアシスト、アクティブブレーキアシストなどを標準装備した。静粛性や快適性も追求されており、冷蔵庫や仮眠用の大型ベッドを備える。

このアクトロスは2010年シーズンも引き続き、F1マシンやDTMの『AMGメルセデスCクラス』を各サーキットへ運搬。メルセデスベンツのモータースポーツ活動をサポートする。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 日産『ルークス』新型、クールなカスタマイズモデル「AUTECH LINE」が登場! 専用の黒内装も
  5. 『マツダ3』、米2026年モデルで「ハーモニックアコースティクスオーディオ」を標準化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る