ポルシェ、リチウムイオンバッテリーをオプション設定

自動車 ニューモデル 新型車
リチウムイオンバッテリー
リチウムイオンバッテリー 全 4 枚 拡大写真

ポルシェは、欧州向けの『911GT3』『911GT3 RS』『ボクスタースパイダー』の3車種に、軽量コンパクトなリチウムイオンバッテリーをオプション設定した。

リチウムイオンバッテリーは、EVやハイブリッド車の2次電池として注目を集めている。しかし、ポルシェが用意するリチウムイオンバッテリーは、通常のバッテリーと同じく、エンジンスターター用のバッテリー。その目的は、軽量化によって運動性能を高めることにある。

すでにポルシェは、コンマ1秒を競うモータースポーツ車両に、リチウムイオンバッテリーを搭載。そのノウハウを生かし、市販車の911GT3、911GT3RS、ボクスタースパイダーの3車種に、リチウムイオンバッテリーをオプション設定した。

このバッテリーは長さと幅は通常バッテリーと変わらないが、高さは70mm低い。通常の60Ahバッテリーと比較すると、重量は10kg軽い。「この10kgがサーキットなどで、運動性能に与える影響は大きい」というのがポルシェの考えだ。

リチウムイオンバッテリーは2010年1月から、欧州向けの前述3車種に、1904ユーロ(約25万円)でオプション設定。2月からは既納ユーザーに対する後付け品も発売され、こちらは2499ユーロ(約33万円)となる。ポルシェは「スターターバッテリーにリチウムイオンを採用した最初の自動車メーカー」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る