新日鉄、直線形鋼矢板を韓国・仁川空港へ納入

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衝突防止工使用イメージ(資料画像:サムスン建設)
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新日本製鐵は、同社が開発を進めてきた世界最長38mの「直線形鋼矢板」が、韓国の「仁川国際空港第二連絡橋(仁川大橋)」の衝突防止構造に大量採用されたと発表した。38mの直線形鋼矢板が採用されたのは今回が初めて。

直線形鋼矢板が採用されたのは、仁川大橋の航路部(中央径間800m)周辺の橋脚基礎を船舶の衝突事故から防御する円筒(セル)状の衝突防止構造。直線形鋼矢板を巨大な円筒状に接合して所要の深さまで海底に打ち込み、土砂などを中詰めし、鋼矢板と中詰め土砂が一体となって外力に抵抗する構造物となる。

同社は、全40基、鋼材総重量1万8000tのうち、約1万6000tを受注し、八幡製鉄所条鋼工場で製造、2007年10月から2009年3月までの1年半にわたって納入を完了した。

《レスポンス編集部》

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