ヤナセ9月通期決算…減収減益 輸入車不振深刻

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ヤナセが発表した2009年9月通期の連結決算は、営業利益が前年同期比23.1%減の40億0900万円と大幅減益となった。

景気後退に伴う需要減退で、国内自動車市場は不振となり、特にエコカー補助金やエコカー減税の対象モデルがほとんど無い輸入車の販売は苦戦し、ヤナセグループの総販売実績は同33.0%減の2万3624台と大幅に落ち込んだ。中古車販売は同15.5%減の2万3974台となり、ほぼ計画通りで推移した。

アフターセールス事業は好調だったものの、新車・中古車のマイナスはカバーできずに、売上高は同22.4%減の2724億8700万円となった。売り上げ不振の影響で経常利益は同70.0%減の2億5000万円だった。最終利益は同22.4%増の3億8300万円と8期連続で黒字となった。

今期は、景気の先行きは引き続き厳しいと予測、本社機構の簡素化を進めてディーラーに適した経営組織に再編する。また、一層のコスト削減や在庫適正化、債権の早期回収などで資金効率の向上を図り、有利子負債のさらなる圧縮で経営基盤を強化するとしている。

《レスポンス編集部》

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