絶縁ゲート型バイポーラ トランジスタ IRジャパンが発売

自動車 ビジネス 国内マーケット

インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は25日、耐圧1200Vの車載用IGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)「AUIRG7CH80K6B-M」を発売した。

電気自動車(EV)やハイブリッドカーなどで使われる大電流、高電圧のインバータ・モジュールに適しているとされる新製品は、同社の最新のフィールド・ストップ構造やトレンチ技術を使って製造、導通損失とスイッチング損失を低減する。チップ表面の金属は、はんだ付け可能で、裏表の両面から放熱できるため、熱特性の改善が図れる。ボンディング・ワイヤーを使っていないため、信頼性も高いとしている。

このほか、最大定格電圧まで最大定格電流を供給可能な広い逆バイアス安全動作領域、広い動作温度範囲、高いピーク・ターンオフ能力などの特徴がある。最大コレクタ電流は200Aで、コレクタ-エミッタ間の飽和電圧はゲート-エミッタ間電圧が15Vで接合部温度25度のときに最大2.45V、車載部品の品質規格に準拠する。

新製品10万個購入時の単価は、14米ドルとなる予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る