【ロサンゼルスモーターショー09】シボレー クルーズ 新型発表…日本車キラー

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GMのシボレークルーズ米国仕様車
GMのシボレークルーズ米国仕様車 全 8 枚 拡大写真

GMは29日、新型シボレー『クルーズ』の米国仕様車の詳細を明らかにした。実車は12月2日に開幕するロサンゼルスモーターショーで披露される。

新型クルーズは、2008年10月のパリモーターショーでデビュー。GMの世界戦略小型セダンに位置づけられる。ボディサイズは全長4535×全幅1796×全高1480mm、ホイールベース2685mmとコンパクト。すでに欧州や中国を含むアジア市場で販売されている。

GMは2010年夏、新型クルーズを『コバルト』の後継車として米国へ投入。生産は、米国オハイオ州ローズタウン工場で行われる。

今回、GMは米国仕様車のスペックと写真を初公開。エンジンは1.4リットル直4ターボ「エコテック」(138ps、20.4kgm)と1.8リットル直4(136ps、17kgm)の2ユニット。トランスミッションは6速MTと6速ATだ。1.4リットル車の米国EPA(環境保護局)予想燃費は、高速で17km/リットル。燃料満タンで最大約800kmの航続距離を実現する。

グレード構成は、「LS」「LT」「LTZ」の3車種。全グレードに10個のエアバッグとESCを標準装備する。クルーズの欧州仕様車は、ユーロNCAPの最新衝突テストで最高評価の5つ星を獲得しており、米国仕様車も高い安全性が売りとなる。

室内は大人5名が乗車できる2690リットルの空間を確保。トランク容量も425リットルのスペースを備える。GMは「ホンダ『シビック』やトヨタ『カローラ』よりも、室内とトランクが広い」と自信を見せる。

新型クルーズは2010年夏、米国で販売開始。GMの今年1 - 10月累計販売台数は、前年同期比33.6%減の171万3535台と落ち込みが大きいだけに、GMが新型クルーズに込める期待は大きいようだ。

《森脇稔》

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