アベニュー MDV-313 発売…日本ビクターとケンウッド統合後初のナビ

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
アベニューMDV313
アベニューMDV313 全 1 枚 拡大写真

JVC・ケンウッドグループは、ケンウッドと日本ビクターが経営統合してから初の統合ナビゲーションシステム『アベニュー MDV-313』をケンウッドブランドから発売する。

フラッシュメモリータイプのワンセグチューナー内蔵DVD/USB AVメモリーナビゲーションシステムで発売は12月。

同社は、ケンウッドと日本ビクターのカーエレクトロニクス事業を最も大きな統合効果の見込める主力事業と位置づけ、2008年10月の経営統合に先立って2007年10月に技術開発合弁会社である「J&Kテクノロジーズ」(当時)を設立し、共同開発を開始した。2008年10月にはカーエレクトロニクスの開発・調達・生産機能をJ&Kに統合、2009年6月には社名を「J&Kカーエレクトロニクス」に変更し、マーケティング・商品企画機能も統合した。

両社が事業統合した最初の成果となるMDV-313は、グループの音響・映像・ナビゲーション・データ圧縮技術を結集することで、国内特有のニーズにも応え、据え付け型カーナビならではのナビ性能と操作性、エンタテインメント性能をフラッシュメモリータイプで実現した戦略商品としている。

具体的には、地図情報の充実とハイスピードレスポンスで高度なナビ性能、高い操作性を実現するとともに、多彩なAV機能の搭載でエンタテインメント性能を強化したAV一体型カーナビ。

ナビゲーション機能では、「全国主要都市詳細図(830都市)」や、「バーチャル3Dマップ」を搭載するとともに、「ピンポイント住所検索」や「電話番号検索」などの検索機能を搭載した。独自の圧縮フォーマットにより高速アクセスが可能で、地図スクロールやシステムの立ち上がりなどハイスピードレスポンスで、ストレスの少ない操作性を実現した。また、液晶バックライトにはホワイトLEDを採用、高輝度で鮮明な描写を実現した。

AV機能では、ワンセグ対応のほか、フロントパネルにUSB&AUX端子、脱着式パネル部にSDカードスロットを搭載し、USBメモリ、デジタルオーディオプレーヤー、SDカードなどに収録した音楽の再生が可能。さらに、別売のiPod用インターフェースケーブルを使用することでiPhoneやiPodの音楽・動画再生にも対応する。

高精度なGUIを搭載し高級感と操作性を向上したほか、その日の気分や車室内のインテリアにあわせてイルミネーションのカラーを設定できる「バリアブル・カラー・イルミネーション」を搭載する。

価格はオープン価格。

《レスポンス編集部》

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