米国トヨタ販売は、2日に開幕するロサンゼルスモーターショーに、サイオン『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)の限定車、「RS7.0」を出品すると発表した。
RSとはリリース・シリーズの略。米国トヨタの若者向けブランド、サイオンの限定車に冠される共通ネーミングである。
外観は「ムラサキ」と名づけた専用のパープルで塗装。さらに「DAMD」ブランドのエアロパーツを装着した。エアロパーツはフロントリップスポイラー、サイドスカート、リアアンダースポイラーで構成。ルーフスポイラーはオプションで用意される。
TRD製のスポーツマフラーも装着。センター出しのデザインで、リアアンダースポイラーと一体感のある設計とされた。足回りにはTRD製スプリングを組み込み、車高は約25mmローダウンしている。
室内はブラックのファブリックシートを採用。前席には「RS」のロゴを入れた。シフトレバーは「RAZO」ブランド製で、レザー仕上げ。限定車を示すシリアルナンバープレートがあしらわれる。
サイオンxBのRS7.0は、12月から限定2000台を販売。価格は1万8320ドル(約159万円)からだ。サイオンxBの2009年1 - 10月累計販売台数は、前年同期比45.9%減の2万2313台と落ち込んでいるだけに、限定車がセールスのカンフル剤となるか、注目される。