日産自動車は3日、『セレナ』、『セフィーロ』計2車種の燃料計に不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2001年12月17日 - 03年10月9日に製作された10万2785台。
スピードメータ内の基板材質が不適切なため、計器内照明の熱で基盤が熱膨張を繰り返し、燃料計回路が断線して燃料計の指示値が高くなり、燃料が無くなったことに気づかずに走行中エンストして再始動できなくなるおそれがある。
全車両、燃料計回路に補助回路を追加する。
不具合発生件数は23件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。