大阪府警の巡査長、11か月間の無免許運転

自動車 社会 社会

大阪府警は2日、運転免許が失効していることを自覚しながら、無免許で公用車両(バイク)を運転していたとして、32歳の巡査長を道路交通法違反容疑で書類送検し、減給10分の1(6か月間)の懲戒処分を実施した。巡査長は同日付で依願退職している。

大阪府警・監察室によると、巡査長は岸和田署・地域課に所属していた昨年12月から今年10月までの間、運転免許が失効していることを自覚しながら、交番配置のバイクを無免許で運転していた疑いがもたれている。

巡査長は今年1月、免許証が失効していたことに気づいたものの、勤務が忙しかったことから更新手続きを怠っていた。10月になって同署内で配置換えが行われた際、上司から免許証の提示を求められ、この段階で無免許が公となった。

調べに対して巡査長は「警官なので免許の提示を求められることはないと思った」などと供述。警察は巡査長を道交法違反容疑で書類送検するとともに、「警察官の自覚に欠ける行為」として、減給の懲戒処分を実施したが、処分が決定された2日付けで依願退職している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る