オーストラリアの超軽量レーシングカー、英国での販売決定
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SKELTA社は、オーストラリア出身で「タルガタスマニアラリー」での優勝経験も持つRay Vandersee氏が設立。オリジナルレーシングカー、スケルタを販売している。
スケルタはすでにオーストラリアの各種モータースポーツで活躍を収めているが、このほど、英国への進出が決定。オープンボディの「スケルタスパイダー」と、脱着式タルガルーフを備える「スケルタGフォース」の2車種が用意される。
エンジンは2種類あり、ホンダ製2.0リットル直4にスーパーチャージャーを追加したユニットは、最大出力340ps。ハートレー製3.0リットルV8は460psを発揮する。トランスミッションは、どちらもホンダ製6速MTだ。
クロームモリデブン製スペースフレームにカーボンとアルミボディを組み合わせる手法で、車両重量は720kgに抑えられ、パワーウェイトレシオは1.56 ‐ 2.11kg/psと驚異的な数値を達成する。前後重量配分は50対50にまとめられた。
ダブルウィッシュボーン方式のサスペンションには、MCA製ダンパー＆スプリングを採用。サーキットの特性に合わせて、キャンバーやキャスターの角度が調整できる。大型リアウイングやディフューザーは、145km/h走行時に200kgものダウンフォースを生み出す。
スケルタスパイダーとスケルタGフォースの2台は、2010年1月14 - 17日に英国で開催される「オートスポーツ・インターナショナル」に出品。欧州のモータースポーツ関係者にアピールする計画だ。
《森脇稔》
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