連続発生の車両放火…ダンボール片がつなぐ現場

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2日午前、宮城県白石市内の月極駐車場で乗用車が放火され、全焼する事件が起きた。同市内では10月下旬以降、駐車中の車両を狙った放火事件が相次いでおり、警察では以前に起きた事件との関連も視野に入れた捜査を行っている。

宮城県警・白石署によると、事件が起きたのは2日の午前10時30分ごろ。白石市白川内親(N38.1.54.8/E140.39.17.8)付近の月極駐車場で、乗用車が炎上しているのを通行人が発見。地元消防に通報した。

駆けつけた消防が消火を行ったものの、クルマは約30分ほどで全焼。底部からは焼けたダンボール片が発見されており、警察や消防では放火事件として調べを進めている。

同市内では10月下旬ごろから駐車中の車両を狙った放火事件が相次いで発生。1日にも白石市旭町1丁目(N37.59.34.3/E140.38.4.8)の月極駐車場で乗用車1台が全焼する事件が起き、現場からは今回と同様に焼けたダンボール片が発見されている。

車両被害だけでも9件に達しており、事件は拡大に傾向にあることから、警察では市内でのパトロールを強化。不審者の目撃情報収集を続けている。

《石田真一》

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