米国マツダは、2日に開幕したロサンゼルスモーターショーにおいて、『マツダ2』(日本名:『デミオ』)の米国仕様を公開した。ショー会場には、3台のカスタマイズカーも展示された。
『マツダ2Evil』は、ウィークエンドレーサーを想定した仕様。フロントスポイラー、サイドスカート、ディフューザーなどを装備して、スポーツ度を強調した。セラミックグレーメタリックのボディには、55番のデカール。これは1991年のルマン24時間耐久レースで優勝した『787B』がモチーフだ。グリーン塗装のアルミホイールも、787Bを連想させる。
サスペンションはH&R製に交換し、マグナブランドのエグゾーストシステムを装備。タイヤはヨコハマアドバンで215/45ZR17サイズを装着する。
『アクティブ2サーフ』は、マリンスポーツを想定した仕様。スピリットグリーンのボディにはルーフキャリアが装備され、サーフボードを積載する。『アクティブ2スノー』はウインタースポーツを想定。フローズンホワイトボディの屋根には、スノーボードが載せられた。
マツダと同じグループのフォードも、2009年のロサンゼルスモーターショーに『フィエスタ』の米国仕様を出品。マツダとともに、若い顧客へのアピールを強めている。