【ロサンゼルスモーターショー09】ヒュンダイ ソナタ 新型、ライバルはカムリ&アコード

自動車 ニューモデル モーターショー
ヒュンダイ ソナタ
ヒュンダイ ソナタ 全 9 枚 拡大写真

ヒュンダイは2日、ロサンゼルスモーターショーにおいて、新型『ソナタ』を発表した。米国アラバマ工場で現地生産され、トヨタ『カムリ』、ホンダ『アコード』、日産『アルティマ』、シボレー『マリブ』、フォード『フュージョン』などのミッドサイズセダンに対抗する。

画像9枚:ヒュンダイ ソナタ

初代ソナタは1985年にデビュー。使い勝手に優れるミドルクラスセダンは韓国で大ヒットし、一躍ベストセラーになった。新型は6代目に当たり、2009年9月に韓国で初公開。今回、メイン市場の米国でも新型が披露された。

外観はヒュンダイの最新デザイン言語、「流れるような彫刻」をテーマに設計。ボリューム感を持たせた面構成と4ドアクーペ風のエモーショナルなフォルムが特徴だ。ボディサイズは全長4820×全幅1835×全高1470mm、ホイールベース2795mm。先代比で、20mm長く、5mmワイド、5mm低い。ホイールベースは2795mmで、65mmも延長している。

エンジンは韓国仕様の2.0リットル直4(165ps、20.2kgm)ではなく、北米専用の直噴2.4リットル直4「GDI」を搭載。最大出力198ps/6300rpm、最大トルクは25.4kgm/4250rpmを発生する。スポーティな「SE」グレードは200ps、25.7kgmを獲得。PZEV(パーシャル・ゼロ・エミッション・ビークル)仕様車は、最大出力が190psに抑えられる。

トランスミッションは6速AT。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地9.78km/リットル、高速14.88km/リットル。前述の直4エンジン搭載のライバル5車中、最もパワフルでありながら、最高の燃費を実現する。

室内はクラストップレベルの質感を追求。クラス最大の室内空間も売りとなる。安全面では6エアバッグやESCを全グレードに標準装備する。

新型ソナタは、米国アラバマ工場で12月後半から生産され、2010年1月に米国発売。2011年には全世界で約45万台を販売する計画だ。ヒュンダイの今年1 - 11月の米国新車販売は、前年同期比6.2%増の40万1267台と好調。新型ソナタの投入で、2010年も販売増を目論む。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
  4. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る