【トヨタ SAI 発表】ハイブリッドの棲み分け担う

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SAI 全 12 枚 拡大写真
トヨタ自動車は7日、ハイブリッド専用車となる『SAI(サイ)』を発売した。10月20日の発表から1か月の累計受注台数は1万4000台と、月販目標台数3000台に対して4倍を超えるものとなっている。

現在施行されている「エコカー補助金」は、2010年3月末までに新車を登録したユーザーに対して交付される制度とあって、SAIは当初の予定を前倒しで発表し受注を開始、エコカー補助金対象となるハイブリッド専用車として受注を延ばしたとみられる。

トヨタのHV専用車は、現在『プリウス』が12月2日以降の注文分は2010年6月上旬以降、レクサス『HS250h』が12月4日以降の注文分は2010年5月下旬以降の、それぞれ工場出荷予定となっている。

11月20日には、直嶋正行経済産業相がエコカー補助金を2010年9月末まで延長する考えを表明しており、それぞれのモデルが補助金対象となる可能性が出てきた。

SAIはオーソドックなセダンタイプのハイブリッド車。イコール条件であれば「ハイブリッドカーはやっぱりプリウス」となるのか、セダンタイプのガソリン車ユーザーの受け皿として着実に受注を延ばすのか、今後の受注動向に注目が集まるところだ。

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