トヨタ ハイラックス 欧州2010年モデルを発表

自動車 ニューモデル 新型車
ハイラックス2010年モデル(欧州仕様)
ハイラックス2010年モデル(欧州仕様) 全 2 枚 拡大写真

欧州トヨタは7日、『ハイラックス』の2010年モデルを発表した。2.5リットルディーゼルのパワーアップや装備の充実が図られた。

欧州仕様のハイラックスは、米国で『タコマ』として販売されている小型ピックアップトラック。欧州での人気は高く、とくに英国では小型ピックアップ市場で約70%のシェアを獲得。ボディタイプはシングルキャブ、ダブルキャブ、エクストラキャブの3種類を用意している。

ハイラックスは2009年モデルでマイナーチェンジを受け、内外装を大幅に変更。新グリルやバンパー、テールランプなどを採用した。インパネはオーディオ&エアコン操作部のデザインを一新し、使いやすさを追求。ステアリングホイールも新デザインとした。

2010年モデルでは、主力の直噴2.5リットル直4ターボディーゼル「D-4D」を改良。大容量ターボチャージャー、高強度ピストン、新燃料インジェクターなどにより、スロットルレスポンスとパフォーマンスを向上させた。

また、最大出力は118psから142psへ、約20%アップ。最大トルクは35kgm/2000rpmと、1.8kgmの向上を果たした。この結果、0 ‐ 100km/h加速は12.5秒と2.5秒短縮。CO2排出量は219g/kmと変わらないが、依然としてクラス最高水準にある。

出力向上に伴い、最大積載量も増加。ダブルキャブの「HL2」グレードではプラス35kg、「HL3」グレードではプラス25kgを実現する。オプションの充実も図られ、レザーシートやブルートゥース対応サテライトナビゲーションが新設定された。

2010年モデルのハイラックスは、オーダー受付がスタート。英国での価格は1万5145ポンド(約222万円)からと公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る