【ロサンゼルスモーターショー09】三菱 i-MiEV、北米展開を発表

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三菱ブース
三菱ブース 全 5 枚 拡大写真

12月2日、ロサンゼルスモーターショーのプレスカンファレンスの席上で三菱自動車の益子修社長は、『i-MiEV』のアメリカでの導入目標を2011年とすることを発表した。

先の東京モーターショーでは、国内販売に続き2010年からイギリス、香港、ニュージーランドといった右ハンドル国で、さらに2010年末からは欧州11か国での展開を表明したが、北米に関しては発表されておらず、動向が注目されていた。

i-MiEVの米国内での実証実験は、既にカリフォルニアの電力会社で行われているが、北米仕様については単純に左ハンドルにするだけでなく、側面衝突の安全基準対策など、国内、欧州への導入よりもさらに時間を要するとのこと。

同時にi-MiEVを米大手の電気量販店「ベスト・バイ」のサービス車両としてリースを行うことも発表。ベスト・バイの顧客サービス用車両「Geek Squad」に用いられるのは、右ハンドルの国内仕様のi-MiEV4台で、12月末からカリフォルニア州で運用を開始。年明けにラスベガスで行われる全米最大の家電ショー「CES」にも展示され、その後全米のベスト・バイで用いられる予定だ。

発表会場では東京モーターショーで披露されたプラグインハイブリッドのコンセプトカー『PX-MiEV』もお披露目され、こちらは2013年までの北米導入がアナウンスされた。

三菱自動車のショーブースには、i-MiEVの他、国内仕様とは異なる『アウトランダーGT』や『ランサー・スポーツバック』等の2010年モデルが展示された。

《ケニー中嶋》

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