昭和シェル「まちのりくん」、カーシェアリングの実証事業

自動車 テクノロジー ITS

昭和シェル石油は、12月10日からカーシェアリングサービスの実証実験を開始する。サービスは「まちのりくん」の名称で展開する。保有台数の減少などで、国内の石油需要の成長が見込めない中で、同社は自動車の利用を促進する事業を積極的に展開していく。

カーシェアリングは、1台の車両を複数のユーザーが共同利用するシステムで、短距離・短時間のレンタカー需要に対応するサービス。利用者は車に関する固定的な諸経費を軽減でき、必要なときに自動車を利用できるメリットがある。

同社では、カーシェアリングへの関心の高まりを受け、「まちのりくん」を1年間にわたって実証実験を展開して同サービスに関する需要の精査や利用者の声を集約、将来の本格事業化のあり方を検討する。

カーシェアリングサービスは東京都世田谷区の京王線・明大前駅周辺に車両2台、東京都練馬区の都営大江戸線・光が丘駅周辺に車両3台を配車してサービスを提供する。サービスでは利用者の利便性・安心感・安全性の確保が重要と判断、既存のサービスステーションネットワークと、そのカーメンテナンス機能を最大限に活用する。

《レスポンス編集部》

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