レアメタル開発、JOGMECがモザンビーク政府と関係強化

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石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、モザンビーク共和国鉱物資源省と、同国での鉱物資源の探査・開発など資源開発分野の関係強化を図る包括的な内容の覚書に署名した。

モザンビークは、ニッケル、コバルトなどのレアメタルやウランなどの鉱物資源ポテンシャルが高く、世界的に資源獲得競争が激化する中で、レアメタルの新たな供給国として期待されている。JOGMECは2009年3月の同国ビアス鉱物資源大臣来日時に覚書を提案し、その後、両国で協議を重ねた結果、今回覚書の内容が合意に達した。

今後、覚書の最初の具体的なプロジェクトとして、モザンビークの地質技術者を「JOGMECボツワナ地質リモートセンシングセンター」に招き、同国の鉱物資源ポテンシャルを評価するための共同解析を2010年1月から開始する予定。

JOGMECが資源国との関係を強化するため覚書を締結したのは南アフリカ地域では4カ国目で、レアメタルの確保に向けて注力する。

《レスポンス編集部》

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