【エコプロダクツ09】三菱 i-MiEV はライフサイクルでエコめざす

エコカー EV
三菱ブースではi-MiEVとグリーンプラスチックを紹介
三菱ブースではi-MiEVとグリーンプラスチックを紹介 全 12 枚 拡大写真

三菱はエコプロダクツ2009に、電気自動車(EV)『i-MiEV』と、植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」を展示した。

詳細画像:i-MiEVとグリーンプラスチック

パネル展示コーナーでは同社独自の植物由来の樹脂が、クルマのどのような箇所に使われるのかを実物を用いて紹介。竹繊維に由来するウレタン樹脂複合材を使用したドアトリムや、耐熱性PLA(ポリ乳酸)射出成形材を使用したアームレストなどを展示した。

植物由来のグリーンプラスチックは、生産から廃棄、あるいはリサイクルに至るライフサイクルを通して、石油由来の素材などと比べてCO2排出量を大幅に削減できるため、現在注目されている技術だ。しかし植物由来樹脂は、熱に弱く、加水分解が起こり変形・劣化しやすいという特徴を持っており、これらの克服が課題だとしている。

第一車両設計部の棚瀬主任は「植物由来の樹脂は熱に弱いため、まだ車両の一部にしか採用できません。またPLAの流通量も現在はまだ少ないため高価になりがちで、自動車業界でもごく一部の高級車などでしか採用されていないというのが現状です」と語る。

今回グリーンプラスチックコーナーに展示されていたものは現在まだ実車には採用されていないものばかりだが、実は会場にも展示されているi-MiEVにも既にグリーンプラスチックが採用されていることを教えて頂いた。会場で確認できるのはフロアマットとリアハッチのパネル部分。よく見てみると植物素材の表皮を確認することができる。灰皿にもグリーンプラスチックが採用されているということだったが、残念ながら会場のモデルには装着されていなかった。

棚瀬氏は「植物由来樹脂にしても、素材自体がエコでも製造段階でCO2を多く排出してしまうようでは本当のエコではありません。三菱はi-MiEVで、ライフサイクルを通したエコを目指しています」と語った。

《宮崎壮人》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『テラノ』復活、PHEVの本格SUV誕生へ!…次期パジェロと兄弟車か?
  2. 「マツダさん、みんな待ってるよ」次世代ロータリースポーツの登場にファン期待、SNSでは議論飛び交う
  3. 世界最速のオープン、ブガッティ『W16ミストラル』が生産終了…99台の最終章を飾る特別モデルが完成
  4. スバル、熊本地震支援で義援金500万円と『フォレスター』貸与
  5. トヨタのフルサイズSUV『セコイア』に改良新型、「トレイルハンター」新設定…米国発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 2107馬力のハイパーEV、リマック『ネヴェーラR』に「ファウンダーズエディション」…特別な顧客向けの10台は発表前に完売
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る