[動画]レクサス LF-Ch、デザイナーの挑戦

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LF-Ch デザイン誕生へのアプローチ
LF-Ch デザイン誕生へのアプローチ 全 6 枚 拡大写真

レクサスが、ブランド初のプレミアムコンパクトとして提案する『LF-Chコンセプト』。そのデザインが生まれる過程が、動画共有サイトで紹介されている。

LF-Chコンセプトは、今年9月のフランクフルトモーターショーで初公開。現在のレクサスの車種体系は、セダンとSUV、クーペカブリオレの3種類だが、LF-Chはブランド初の5ドアハッチバックとして企画された。デザインはトヨタの米国デザインリサーチ部門、キャルティ(CALTY)が担当した。

フロントマスクはシャープな形状のヘッドランプや、逆台形のグリル、ロー&ワイド感を強調したバンパーが特徴。バンパー両サイドのエアインテークはフロントブレーキの冷却性向上を狙ったものだ。

サイドビューは、筋肉質な面構成や高めのベルトラインが目を引く。Bピラーをブラックアウトし、後部ドアのハンドルをCピラーに隠すように配置することで、クーペのようなルックスを実現。アルミホイールは20インチの大型サイズで、タイヤは225/35R20を装着する。

リアスタイルは、ボリューム感をたっぷりのバンパーや小型ウィンドウが印象的。テールランプはL字型デザインが採用された。

ボディサイズは全長4300×全幅1790×全高1400mm、ホイールベース2600mm。BMW『1シリーズ』(全長4240×全幅1750×全高1430mm、ホイールベース2660mm)、アウディ『A3スポーツバック』(全長4290×全幅1765×全高1430mm、ホイールベース2575mm)と、ほぼオーバーラップする大きさである。

すでにトヨタは、『オーリス』『ブレイド』といった5ドアハッチバックをラインナップしている。しかし、レクサスでのハッチバックは前例がない。それだけに、デザイナーはレクサスのデザイン概念「L-フィネス」を、ハッチバックボディにいかに反映させるか、トヨタブランド車やライバル車とは異なる個性を、どう表現するかに苦心したようだ。

前衛的デザインにハイブリッドを搭載して、2010年後半の正式市販が噂されるLF-Ch。動画共有サイトでは、そのデザインが誕生するまでのアプローチを見ることができる。

《森脇稔》

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