EVの充電が可能な立体駐車場 三菱重工パーキングが開発

エコカー EV

三菱重工パーキングは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)専用の充電機能を持たせたエレベーター式立体駐車場「plug-inリフトパーク」を開発し、2010年1月から販売を開始する。

今回投入するplug-inリフトパークは、マンションやテナントビルなどに広く採用されているリフトパークの改良版となる。自動車を載せるパレットにEVやPHV専用の充電コンセントを設置したもので、充電ケーブルを接続した後、通常の入庫操作をするだけで、自動的にEVやPHVへの充電が行える。

利用者は、コンセントの確保が困難なマンションなどの駐車場でも割安な深夜電力を使って走行に必要な電気を充電できる。同社では、既設のリフトパークへの後付け改造も手掛ける方針。

同社は、plug-inリフトパークに続いて垂直循環式「plug-inタワーパーク」や平面往復方式「plug-inプレストパーク」なども順次ラインナップする予定で、主要機種に充電機能を設定する。また、立体駐車場のエレベーター下降時の回生エネルギーを利用して電気使用量を大幅に低減する機能や、太陽光エネルギーを利用した低環境負荷型の立体駐車場も開発中で、順次市場投入していく計画だ。

《レスポンス編集部》

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