BMWジャパンは15日、オートバイ『F650GS』と『F800GS』2車種の冷却装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年1月7日 - 同年10月1日に製作された105台。
ラジエターとウォーターポンプ間の冷却ホースの製造工程が不適切なため、ホースの強度が不足しており、冷却用アッパーホースが膨張・収縮を繰り返して締め付け部が緩み、冷却水が漏れるおそれがある。
全車両、冷却ホースを良品と交換する。また、冷却ホースと接続するウォーターポンプの塗装を除去する。
不具合発生件数は3件で、ドイツ本国からの情報と市場からの情報で発見した。事故は起きていない。