JFE、豪企業からバイヤウェン炭鉱の権益取得

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アボットポイント港
アボットポイント港 全 3 枚 拡大写真

JFEスチールは17日、豪州Qコール社から、新たに開発するバイヤウェン炭鉱の権益20%を取得する。また、同炭鉱の生産する強粘炭の年間200万トンの長期引取でQコール社と合意したと発表した。

豪州クイーンズランド州北東部のボウエン地区に位置するバイヤウェン炭鉱は、豪州でも最大規模となる強粘炭年産1000万トンの露天掘り炭鉱として操業する予定。同炭鉱で生産されるのは、強粘炭の中でも、高品質コークスの製造に不可欠な「一級強粘炭」で、安定的に調達できればJFEの安定操業・高効率操業に寄与する。

現在、豪州では出荷能力不足から滞船が問題となっているが、積出港のアボットポイント港は、豪州で唯一出荷能力に余力があり、今後の拡張も他積出港に比べて順調に進んでいるため、長期の安定出荷が可能。

将来的に良質原料炭資源の減少が予想される中、JFEは権益取得を段階的に進めてきたが、今回の権益取得によりグループの原料炭自社保有率は世界の主要鉄鋼会社の中でもトップクラスとなる見込み。

今後、Qコール社とともに同炭鉱の早期開発を進め、高品位原料炭の長期安定確保を図るとともに、原料炭マーケットの安定化を図る。

《レスポンス編集部》

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