トヨタ、インドネシアでの小型トラック生産を日野へ移管

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トヨタ自動車と日野自動車は17日、両社の共同開発車で、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(TMMIN)が生産していたトヨタ『ダイナ』、日野『デュトロ』の生産を移管すると発表。移管が決定した日野モータース・マニュファクチャリング・インドネシア(HMMI)は同日、HMMIの工場敷地内にてラインオフ式典を実施した。
 
今回の小型トラックの生産移管は、トヨタグループのインドネシアでの最適な生産体制を構築するのが目的。HMMIはこれまで、大中型トラックとバスを生産してきたが、工場を拡張して小型トラックの生産ラインを新設した。これによって大中小型トラック、バスのフルラインアップ生産体制を整えると同時に、生産規模も年1万台から3万5000台に増強、海外での日野の生産拠点としては最大規模となる。
 
日野は日本国内でトヨタのトラックなどを受託生産しているが、海外で共同開発車の生産を受託するのは今回のインドネシアが初めて。販売については従来と同様、ダイナはトヨタ販売店、デュトロは日野販売店が販売する。
 
ラインオフ式典には、ブディオノ副大統領などインドネシア政府関係者も出席した。
 
式典で挨拶に立ったトヨタの園田常務役員は「トラック・バスの専門メーカーである日野に小型トラックの生産を集約することで、インドネシアにおけるトヨタグループとしての最適なトラック生産体制が実現されると確信している」と述べた。

《レスポンス編集部》

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