北米カーオブザイヤー2010 ファイナリスト決定、プリウス脱落

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フォード フュージョン / フュージョンハイブリッド
フォード フュージョン / フュージョンハイブリッド 全 6 枚 拡大写真

12月16日、2010年度の北米カー&トラックオブザイヤー(North American Car & Truck of the Year)のファイナリスト6台(乗用車部門3台、トラック部門3台)が発表された。

アメリカとカナダの自動車ジャーナリスト49人の審査員投票により選出された各部門3台のファイナリストは、「カーオブザイヤー」がビュイック『ラクロス』、フォード『フュージョン・ハイブリッド』、VW『ゴルフ/GTI』の3台。「トラックオブザイヤー」にはシボレー『エクイノックス』、フォード『トランジット・コネクト』、スバル『アウトバック』(日本名『レガシィアウトバック』)が選ばれた。

今年新型若しくは大幅変更を受けて発売された中から50台以上のモデルが選考候補に挙がり、10月の段階で16台の乗用車と、10台のトラックに絞り込まれ、その中から最終候補「ファイナリスト」各3台が選び出された。16台の中には、この手のアワード常連であり、大本命と目されていたトヨタ『プリウス』、ホンダ『インサイト』もノミネートされていたが、今回はどちらも最終選考で脱落。

ハイブリッドモデルは過去3回、2代目プリウス(2004年カーオブザイヤー)とフォード『エスケープハイブリッド』(2005年トラックオブザイヤー)、それに2006年のシビック受賞時にはラインナップの一つとして『シビック・ハイブリッド』が選ばれたが、今回ファイナリストに残ったのは『フュージョン・ハイブリッド』のみ。また昨年ヒュンダイ『ジェネシス』で初のアワードを受賞した韓国勢はキア『ソウル』が最終ノミネートから外れ、日系もスバルのアウトバック1台のみという結果となった。

2010年度北米カーオブザイヤー、トラックオブザイヤーの発表及び授与式は、来年1月11日に開幕するデトロイトショーの会場で行われる。

《ケニー中嶋》

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